2008-06-03 第169回国会 参議院 財政金融委員会 第14号
やはり今まで、実は日本は政府系ファンドあったと思いますけれども、財政投融資ですね、あるいは年福とかそういうのありましたけれども、お金の運用の仕方は余りにも不プロ的だったということですので、うまくいかなかった。これからプロ的にやりましょうということは基本的に賛成です。 問題があるとすれば、政治の干渉がないように設計しないといけない。
やはり今まで、実は日本は政府系ファンドあったと思いますけれども、財政投融資ですね、あるいは年福とかそういうのありましたけれども、お金の運用の仕方は余りにも不プロ的だったということですので、うまくいかなかった。これからプロ的にやりましょうということは基本的に賛成です。 問題があるとすれば、政治の干渉がないように設計しないといけない。
職員の飲食代に使ったというならば、年福事業団や年資基金の職員ということになるんだろうと思いますが、その飲食費につきまして、第一口座、つまり税務署に申告のためにつくった口座と、それから第二口座、つまり完全な裏金口座、脱税口座に分けて、一体どういうふうに飲食に使ったかについてお聞きをいたします。 まず、第一口座ですけれども、平成十二年の損益計算書の数字がわかっております。
年福、年金福祉事業団をつくりましたね。当時、これは昭和四十九年ですか、横田陽吉さんという年金局長が、このグリーンピアについて、一晩二晩ぐらいじゃだめだ、一カ月とか二カ月とかいわゆる中期滞在のための保養施設、ソ連のソチやヤルタ、こんなイメージで、こう答えているんですね。
しかし、年金資金運用基金、昔は年福事業団、あのグリーンピアに象徴されるような施設を造ったところでございます。あるいは雇用・能力開発機構、昔の名前で言いますと雇用促進事業団ですか、これは私の旧選挙区にありますサンプラザとか、小田原で大変有名になりましたスパウザ小田原、こういうものを造って大きな損失を出した社会保障制度に関連して業務を行ってきた法人の改革には取り組ませていただきました。
○櫻井充君 財政構造改革と今おっしゃいましたが、財政構造改革が行われて年福事業団が一体どういうふうになっていったのか。 これは、施設の運用費が毎年六百億円以上計上されていたのが大幅に削減されました。しかし、その代わり、それよりも多くの事務費を今度は計上しなきゃいけなくなっています。今まで一般会計で、一般会計で事務費は見ておりました。建設費だけ年金の基金、年金の資金から使っていた。
国家公務員の共済だけ増えて、年福事業団、こうやって減っているじゃないですか。だれも責任取らないなんておかしな話でしょう。どうして責任取らせないんですか、総理。
○櫻井充君 そうすると、改めてですが、この年福事業団が、年福事業団、名前は変わりました、年金資金運用基金と名前は変わりましたが、それで改革がなされているようにさもおっしゃいますが、理事長の森さんはそのまま継続されました。それから、理事三人おられる中の橋本さんと藤井さんはそのまま継続されていくんですね。役員が理事長と理事と四人しかいない中の三人はそのまま残っていくんですね。
この二つは、年福、年金福祉事業団から運用基金になった後も、累積が幾ら支出されたのかがここに書いていただいている。これは社会保険庁の皆様に御尽力いただいてつくっていただいた資料でございますけれども、これを見ていただきますと、交付金と出資金合わせて、一番右が合計でございますけれども、トータル二兆円も年金の掛金が出ている、グリーンピアなどをつくるこういう特殊法人に出ている。
それによって普通の企業会計と同じような査定をすると、学者の方二人が試算をしているんですけれども、これを見ますと、財投が運用されているのは、住宅金融公庫とか、先ほど話題になりました道路公団とか、年福事業団ももちろん入っているんですけれども、四十七特殊法人がございまして、債務超過に陥っているのがどれぐらいあるのかというのをこの人たちが調べたところ、例えば住宅金融公庫は、これは二〇〇〇年で彼らは試算をしているんですけれども
いわゆる年福信、年金福祉信用保証株式会社の問題では、金融機関の側から、事前の情報開示のおくれなど、そういった転貸法人への不信感が表明されているわけです。この仕分けは大分怪しいという見方もあります。精査する必要があると思います。そして同時に、ずさんな貸し出しをしたとすれば民事、刑事責任も追及されるべきではないか、そういう印象を持ちました。
○小池晃君 断面だけと、もう質問しませんが、断面だけとおっしゃるけれども、基金の前身である年福の時代から二十年近く運用しても国債金利すら稼げなかったのが実態であり、長期運用すればもうかるといった理屈は通用しないと。これ、雑誌「金融ビジネス」の五月号で財務省財務総合政策研究所の主任研究官がこう言っている。 もう事実が証明しているじゃないですか。
なぜかというと、年福も簡保も、ホテルとか保養地をつくって利益が上がるわけないんですよ。それを、今までよくこんなことを続けてきたなということから、私は、この問題を整合的にやらなきゃいかぬということで、郵政の民営化から財投から特殊法人の改革、やったんです。 今、年金の問題、非常に重要な点です。これは、デフレ下の運用で、安全、確実、有利、この商品というのは実に難しいですよ。
例えば年福事業団みたいなあんな無駄な、作って、年金の自主運用をしたのはいいけれども、何兆円も赤字出しているじゃないですか。ああいうのをやめて、こういう監視体制のところにもっと人を増やしたらいいんじゃないですか。どうですか。
そうしたら、これ、責任とってこの年福は解散します、そしてできたのが、年金資金運用基金という人を食ったような名前ですよ、私から言わせれば。これは焼け太りで、実際にどんどん運用額というのはふえているでしょう。 実は二年前に、当時の丹羽雄哉厚生大臣と、先ほどまでいらっしゃいましたけれども、ここの予算委員会で議論させていただきました。
そして、重ね重ねのPKOで、今お伺いしましたように、簡保、年福、全部含み損を抱えるようになった。これはPKOのある意味では成果なんですよ。結果なんですよ。 こんな、マーケットへ介入をして、株価低落を防ぐというふうな手法がどこまで持続するのか、どういう結果をもたらすかということは竹中先生であればよくわかるでしょう。
しかも、そういう実態ですが、少なくとも、この年福をつくって運用するという話のときに、国会でどういう答弁を当時の年金局長がされたかというと、預託金利を下回るような、いわゆる利益が生じない、あるいは預託金利よりも割り込むような事態になることはまずないものと考えております、こういう答弁をされておられるのですが、違う格好になってしまった。この責任はだれがとるのでしょうか、副大臣。
しかし、この年福の運用についてはいろいろな形で指摘を受けてきた話でありますから、しかも今度は新しい看板にかえて、中身を本当に変えられるかどうかということについて極めて注意深く見守っていかなくちゃいけない中でありますから、十二年度の実績はどうなんだ、十一年度はどうなんだということを確認していただかなきゃいけない。 確かに、一時的に株価が上がって多少十一年度は盛り返しました。
事実上、年福のときに運用していた資金運用センター、あの整理と、それから各企業から出向してきたその扱い、そしてポートフォリオが、どんなふうにおかしなことをやっていたか。三年で区切っても、五年で区切ったり、私はいろいろな区切り方をしました。その区切りの中で、運用実績の悪いところにたくさんの受託をする。運用実績のいい外国系のそういったところにはその二十分の一ぐらいしか受託しない。
大臣、十二年度の年福の資金確保事業及び財源強化事業の両事業における総合収益額は、プラスになったんですか、マイナスになったんですか。
そしてもう一つ、年福事業団の子会社がありますけれども、ここに百億ぐらいの剰余金があるんだと言われています。そのお金が年福事業団に戻ってきたかというと、決してそんなことはございません。 ここで資料の要求をいたしておきますけれども、年金福祉事業団のこれまでの財務状況を教えていただきたい。
本事業においては、貸付決定に際し借入者の生計状況等を勘案する仕組みとなっていない一方で、借入金の返済は、借入金額に達するまで、年金支給額の全額が年福事業団に払い込まれる方式になっている。借入者は借入金を返済するまで、年金を受け取ることができない仕組み。このため、借入金の返済期間中に生活が破綻し、借入者が生活保護を受ける例がある。 これを指摘されたのは一年八カ月も前のことなんですね。
おもしろいことに、自主運用していたのが郵貯、簡保、年金で、小泉さんが厚生大臣のときには、年金の義務預託じゃなくて自主運用だということをおっしゃっていた年福事業団が一番その運用結果が悪かったわけでありますけれども、そういう意味では、郵貯、簡保というのはうまく運用されている、いろいろな、もろもろの事情があるにしてもうまく運用されてきたというのは、これは認めていいと思うんですね。
○小沢(鋭)委員 もう一方の、もう一方のといいますか年福がありますね、年金のこれまた運用の話がありまして、御承知のように赤字が出ているわけでございまして、まあそちらの方がどういった内容かというのは、別に今ここで逓信委員会でやる必要はないかと思いますが、やりようによっては赤字が出るというのは現実に生じているわけでありますから、そこのところも踏まえてきちんとやっていただかないといけないということを、これまた
例えば、今申し上げましたように、一切株式には使わないとか、先ほど年金局長が言われたように、それなりの形の中で民間に委託する部分が出てくるわけですから、民間の委託の部分では本当に勝ち負けいろいろございまして、ここのところは正直言って、単年度別でいけば年福の運用などは負けの方が多いという結果が出ているわけですね。
それでは、同じように、グリーンスパンが議会で証言したように、極めて限定的な安全な運用をすべきだというようなことを言っておられますが、もう既に年金の部分に関しては、年福を通じて元本割れを行っているという現実もございます。
御存じのように、上田議員からもお話がございましたけれども、年福の関係で、赤字になったりそういったことでいろいろと問題があるのですけれども、そういった自主運用についてどういうふうな総括をなされておられるか、それについてお伺いします。
年福にはメモ程度しかなかったということを私、先ほど申し上げました。